相愛学園
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SOAI FAMILIAR
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学園長あいさつ



 女子の高等教育がほとんど行われていなかった明治時代に、教育は男子だけのものではないという考えのもと、相愛女学校が創設されました。以来、浄土真宗本願寺派(西本願寺)の宗祖、親鸞聖人の教えを根底に据え、その時々、社会の変化や要求に適応しながら、120年にわたり相愛学園は存続し発展し続けてきました。
 教育は、私たちが子供から大人に成長していく過程において、もっとも重要な事柄の一つです。さまざまな情報が飛び交い、物質的には驚くほど豊かな現代の日本社会ではありますが、私たち、特に若い人々にとって、決して「生きやすい」社会ではありません。そのような社会でも、私たちは生きて行かねばなりません。ただ、生存するだけではなく、人間らしく豊かな人生を生きるためには、しっかりとした教育により育まれた豊かな教養が必要です。また、私たちは次世代、次々世代へ文化を伝承してゆかねばなりません。
 教養とは単なる知識の集積ではありません。豊富な知識を得た上で個々人の身に付いた創造的な理解力のことです。相愛学園では、中学校、高等学校、そして大学と、成長段階に相応して、さまざまな知識が習得できるように、そしてさらに、学園を通し、一貫して宗教的情操を養うことにより、敬愛する心を育くむことを目標としています。
 大学での専門教育は、専門家の養成はもちろんのこと、豊かな教養人として、社会のどのような場所や場面に置かれても対応できる大人へと導くことでしょう。
 相愛学園が、現状に留まることなく、将来に向け、よりよい社会を形成する人材の育成という使命を忘れず歩み続けてゆくことを、120周年にあたり、再確認したいと思います。

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