ケネス・チェ氏サクソフォンリサイタル
 2011年6月3日(金)18時30分開演(開場18時) 相愛大学南港ホール
 
プログラム

ペリー・ゴールドシュタイン
PERRY GOLDSTEIN (b. 1952)
 断層線
 Fault Lines (1999)

エドウィン・ドレッセル
ERWIN DRESSEL(1909-1972)
 パルティータ
 Partita for Alto Saxophone and Piano (1964)
   Prélude—Allemande, Cazone, Courante, Pavane, Gigue

ピエール・フィリップ・ボザン
PIERRE-PHILIPPE BAUZIN(1933-2005)
 ソナタ第1番
 Sonata No. 1 for Alto Saxophone and Piano (1960)
   Allegro moderato, Vif et léger, Adage, Allegro vivo

〜 休憩 〜

ピート・スウェルツ
PIET SWERTS(b. 1960)
 ラヴェルの墓
 Le Tombeau de Ravel (2009)*
   Monfort l'Amaury, Le Belvédère, Petit Oiseau Mécanique

バーリー・コッククロフト
BARRY COCKCROFT(b. 1972)
 ロックミー
 Rock Me! (2007)

クレール・レナード
CLAIRE LEONARD (1901-?)
 レシタティーヴォとアブラカタブラ
 Recitative and Abracadabra (1953)

ソプラノ&アルト サクソフォン:ケネス・チェ、 ピアノ:井上麻紀
 
ケネス・チェ(サクソフォン)
 クラシックサクソフォン奏者として、世界の第一線で活躍しているケネス・チェは、ニューヨークアーティストインターナショナルコンペティションで優勝し、1996年にカーネギーホールでのデビューを果たした。ニューヨークタイムズ紙には、その時の様子を「ヤングヴァーチュオーソ(若き名演奏家)」と評される。それ以降、五大陸でソリストとして活躍し、デモイン交響楽団、アメリカ合衆国海軍楽隊、スロベニア陸軍楽隊、スペインのLa Armónica楽団、タイフィルハーモニック管弦楽団、香港シンフォニエッタなどとの共演を始め、ワールドサクソフォンコングレスや北米サクソフォンアライアンスカンファレンスなどの場で活発に演奏活動を行っている。さらに、マスタークラスの客員講師として、カリフォルニアバンド指導者協会、アイオワ音楽教育者協会、中西部国際バンド・オーケストラクリニックや世界各国の大学に招かれている。
現在、アイオワ州立大学でサクソフォーンの教授、そして国際サクソフォーン委員会の副会長を務める。博士課程をイリノイ大学アーバナシャンペーン校にて、修士、アーティストディプロマ、学士をインディアナ大学にて取得した。さらに、インディアナ大学の音楽科にて、サクソフォーン奏者として初めて、名声のあるアーティストディプロマを授与されている。
井上麻紀(ピアノ)
 桐朋学園大学、同大学研究科を経て、ポーランド・ワルシャワにてショパン音楽院元学長レギナ・スメンジャンカ女史の直弟子として5年間研鑽を積む。 帰国後は関西を中心にソロ・室内楽の演奏活動をする傍ら、後進の指導、コンクールなどの審査を務める。国内では吹田音楽、安川加壽子記念、宝塚ベガなど、国外ではセニガリア国際、パデレフスキ国際、ヨーロッパ・ショパンなど多くのコンクールで上位入賞。これまでに堤芙喜子、小西淳子、徳末悦子、三上桂子、野島稔、レギナ・スメンジャンカの各氏に師事。
現在、相愛大学音楽学部特任専任講師。