相愛ウィンドオーケストラ第36回定期演奏会



 2014年11月30日(日)16時開演 (15時開場)ザ・シンフォニーホール 入場料:前売 当日共 1,000円(全自由席)
今年もウィンドオーケストラ定期を開催します。スペシャルゲストとしてチューバ奏者杉山康人氏を迎えます。
プログラム

【第1部】
三善 晃/吹奏楽のための「クロス・バイ・マーチ」
R. R. ベネット/吹奏楽のためのシンフォニック・ソング
藤田玄播/吹奏楽のための「天使ミカエルの嘆き」
R. シュトラウス/歌劇「サロメ」より「七つのヴェールの踊り」

【第2部】
C. T. スミス/華麗なる舞曲
R. ヴィルヘルム/チューバとコンサート・バンドのためのコンチェルティーノ ホ短調 Op. 20*
O. レスピーギ/交響詩「ローマの松」

指揮:新田ユリ(第1部)、若林義人(第2部)
 *チューバ独奏 杉山康人(クリーヴランド管弦楽団チューバ奏者:本学卒業生)
相愛ウィンドオーケストラ
チラシを見る
杉山康人:チューバ独奏

1967年兵庫県滝野町生まれ。1990年、相愛大学音楽学部を卒業。同年8月より一年間京都市交響楽団に客演。1993年には大阪フィルのヨーロッパツアーに同行。1995年10月大阪シンフォニカー(現 大阪交響楽団)に入団し、翌年8月には活動の拠点を東京に移すために退団。1997年、新日本フィルハーモニー交響楽団に入団。1998年にはR.V.Williamsのテューバ協奏曲で新日フィルと共演。1999年、東京、大阪でリサイタル。2002年、新日フィルの親子コンサートで「テューバのタビー」のソリスト。
2003年アジア人では初のウィーン国立歌劇場管弦楽団入団。
2005年ロリンマゼール指揮のニューイヤーコンサートに出演。2005年9月までウィーンフィルにも在籍。
2005年9月からアメリカ五大オーケストラのクリーヴランド管弦楽団に入団。
ブルックナー4番、5番、7番、8番、9番のレコーディングをする。
2014年6月カリフォルニア ソノマにて National Brass Ensemble のメンバーとしてガブリエリプロジェクトに参加。
指導者としてBaldwin wallace college ,Cleveland 音楽院で後進の指導をする。
日本では、相愛大学音楽学部の講師も務める。
インディアナ大学、マイアミフロストスクール、サンフランシスコ コンサパトリーでマスタークラスを行う。
第12回日本管打楽器コンクールのテューバ部門で第一位を受賞、東京交響楽団と共演。
これまでに武貞茂夫、緒方文則、故唐川集三、ロバート・トュッチ、レックス・マーティン、ロナルド・ビショップ各氏、室内楽を呉信一氏に師事。

この演奏は2005年10月に闘病の末に逝去された、故唐川集三先生に捧げます。



チューバ独奏:杉山康人
新田ユリ:指揮

国立音楽大学卒業。桐朋学園大学ディプロマコース指揮科入学。指揮を尾高忠明、小澤征爾、秋山和慶、 小松一彦各氏に師事。1990 年第40 回ブザンソン国際青年指揮者コンクールファイナリスト。
1991 年東京国際音楽コンクール指揮部門第2 位。1991 年に東京交響楽団を指揮してデビュー。
その後も東京都交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、
東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、ニューフィルハーモニーオーケストラ千葉、
仙台フィルハーモニー管弦楽団、広島交響楽団、札幌交響楽団、京都市交響楽団、
神奈川フィルハーモニー管弦楽団、大阪センチュリー交響楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、アンサンブル金沢、京都フィルハーモニー室内合奏団、東京室内合奏団、愛知室内オーケストラを指揮。
また東京佼成ウィンドオーケストラ、大阪市音楽団、シエナ・ウィンド・オーケストラ、東京吹奏楽団など吹奏楽での活動も行っており、1994 年にキングレコードより東京佼成ウィンドオーケストラを指揮して6 枚リリース。2009 年10 月には東京佼成ウィンドオーケストラ、大阪市音楽団を指揮したCD が3 枚ポニーキャ ニオンよりリリースされた。オペラでは、横浜シティオペラ、大田区民オペラ協議会で モーツァルトの 5 大オペラ、「夕鶴」などを指揮。
 2000 年10 月~ 2001 年10 月、文化庁芸術家在外研修員としてフィンランドに派遣され、音楽監督オスモ・ヴァンスカ氏のもとラハティ交響楽団で研修。フィンランド国立歌劇場とサヴォンリンナ音楽祭においても、 オスモ・ヴァンスカ氏のアシスタントを務める。これまでにクオピオ交響楽団、ミッケリ市管弦楽団、ヨエンスー市管弦楽団、フィンランド海軍吹奏楽団、フィンランド国防軍吹奏楽団、ラ・テンペスタ、クリスチャンサン交響楽団などフィンランドはじめ北欧諸国へ客演を続けている。
2005 年~ 2007 年オウルンサロ音楽祭へ招聘、2006 年、2013年リエクサ・ブラスウィーク客演。
2005年9 月にフィンランド日本友好協会よりラムステッド基金奨学金を授与される。
また2006 年4月にはオクタヴィア・クリストンよりヨウコ・ハルヤンネ氏(フィンランド放送交響楽団ソロ首席トランペット奏者)との共演CD < Symbiosis >がリリースされた。
 2006 年、2007 年には東京新聞フォーラム「指揮者がみたフィンランド」にて講演と演奏のプロデュース・指揮を務めた。2007 年4 月より2009 年3 月まで中日新聞「エンタ目」に月1 度コラムを執筆。プログラムノートの執筆も多く自分の公演のほか、北欧音楽を取り上げた2007年5 月紀尾井シンフォニエッタ東京、
2008 年1 月NHK交響楽団の定期演奏会を担当。
 2008 年6 月、2010 年7 月にNHK「名曲探偵アマデウス」に出演。シベリウスの「フィンランディア」「交響曲第2 番」を特集した番組の解説を務める。
 日本シベリウス協会会長。国立音楽大学、桐朋学園大学、相愛大学、同志社女子大学などで後進の指導に当たっている。アイノラ交響楽団正指揮者「森と湖の詩サロンコンサート」主宰。
2015年1月より、一般社団法人愛知室内オーケストラの常任指揮者に就任。任期は3年。
○公式ホームページ「森と湖の詩」http://www.yuri-muusikko.com 

新田ユリ:指揮
若林義人:指揮
東京都出身。京都市立芸術大学卒業。大学在学中に京都市交響楽団に入団、卒業と同時に安部賞を受賞。また入団当初より龍谷大学吹奏楽部の指導に当たる。 トランペットを故金石幸夫、有馬純昭、田宮堅二の各氏に師事。京都市交響楽団トランペット奏者として25年6ヶ月在籍し、2007年の3月を以て退団。2007年度より龍谷大学吹奏楽部専任音楽監督・常任指揮者、相愛大学ウインドオーケストラ指揮者に就任。生駒市立生駒中学校吹奏楽部など、数多くのバンド指導を手がける。 近年は、ジャパン・ブラス・コレクション、ブラスパラダイス大阪、ブラス・スカラーズ大阪、ウインドアンサンブル奏等に客演指揮者として招かれ、指揮者としての活動も精力的に行っている。また龍谷大学吹奏楽部を指揮し、ウインズスコア、カフアレコードでCD録音を多数行い好評を得ている。全日本吹奏楽コンクールで龍谷大学吹奏楽部を指揮し、金賞8回銀賞8回受賞。2011年には全日本吹奏楽連盟より永年出場指揮者表彰を受賞。現在、龍谷大学学友会学術文化局吹奏楽部専任音楽監督・常任指揮者、相愛大学非常勤講師、京都市立芸術大学非常勤講師、龍谷シンフォニックバンド主宰、京都市消防音楽隊指導員、兵庫大学吹奏楽部アドヴァイザー、21世紀の吹奏楽"響宴"会員。
若林義人:指揮
 
 
お問い合せ;
相愛オーケストラ
相愛大学音楽学部オーケストラ合同研究室内
06-6612-3954
〒559-0033 
大阪市住之江区南港中4丁目4-1