相愛ウィンドオーケストラ第37回定期演奏会



 2015年11月16日(月)18時30分開演 (17時30分開場)
 
ザ・シンフォニーホール
 

 入場料 1,000円(全自由席)
 チケットぴあ:
  ・電話予約 0570-02-9999(Pコード/272-024)
  インターネット http://pia.jp/(※PC・携帯電話 共通)
  ・店頭販売 チケットぴあ店舗/セブン-イレブン/サークルKサンクス、
 ザ・シンフォニーチケットセンター06-6453-2333
 
今年もウィンドオーケストラ定期を開催します。スペシャルゲストとして世界的なサクソフォン奏者ケネス・チェ氏を迎えます。
プログラム

【第1部】
C.T.スミス/ルイ・ブルジョアの讃美歌による変奏曲
クレストン/サクソフォン協奏曲
 *サクソフォン独奏 ケネス・チェ
  
(アメリカ合衆国アイオワ大学教授・国際サクソフォン委員会委員長)
ショスタコーヴィチ/ジャズ組曲第2番

【第2部】
バーンズ/交響曲第3番 作品89

指揮:若林義人(第1部)、小林恵子(第2部)

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ケネス・チェ:サクソフォン独奏
クラシックサクソフォン奏者として、世界の第一線で活躍しているケネス・チェ氏は、卓越したサクソフォン奏者の一人であり、多くのファンから支持を集めている。1996年のニューヨークアーティストインターナショナルコンペティションで優勝。カーネギーホールでのデビューリサイタルは、ニューヨーク・タイムズ紙から「若きヴィルトゥオーゾ」と絶賛された。また、National Alliance for Excellenceのアレックス・アワードを受賞し、再びカーネギーホールで演奏。これらを始めとする数々の賞は、10年半ほどで氏が受賞したものである。氏はソリストとして世界中を飛び回り、現在3年毎に行われるワールドサクソフォンコングレスや、北米サクソフォン・アライアンスにしばしば招かれている。指導者としてもその才能を開花させ、客員講師としてカリフォルニアバンド指導者協会、アイオワバンド音楽教育者協会、中西部国際バンドオーケストラクリニックで指導をしている。その他グネーシン音楽院、モスクワ国立音楽院、シドニー音楽院、パリ音楽院を始めとする世界中の大学から招聘され、マスタークラスを行っている。さらに最近では第6回アドルフ·サックス·インターナショナル·コンペティション(ベルギー、ディナン)で、アメリカを代表して審査員を務めた。
23歳に初めての録音をクリスタルレコードから発表して以来、積極的に録音活動も行っている。6枚のCDをクリスタルレコードより発売し、他の奏者からのサポートを受けながら、サクソフォンのレパートリー拡大を図っている。また8枚のCDをRIAXレコードから、Jeannéレコード、ブリッジレコード、エンハーモニックレコード、アリゾナ大学レコーディングスとMSRクラシックスからもCDを発表している。これらの録音は様々な雑誌などで取り上げられ、ファンファーレマガジンでは「香港生まれのケネス・チェは、人々を魅了する卓越した才能を持つ奏者だ」と評され、アメリカン・レコードガイドは「この上なくエレガントな音と真の技術」と著した。
またサクソフォンジャーナルは「ケネス・チェは信じられないほどのテクニックと説明的なスキルを持つ、素晴らしいサクソフォン奏者である。彼の持つ音は美しく、彼の指は精密で速い動きを可能にしている。
その説明的なスキルは素晴らしく、彼の紡ぎだす音楽のファンタジーは、聴衆の心に直接訴えかける。音楽の真の魔法とは、一枚の紙にインクを垂らし、それらを一時的に息をして生ける存在の中に落としこむことだ。そして、ケネス・チェはそれをやってのける、魔法使いである。」と絶賛した。
新しい音楽を開拓する氏には30を超える曲が献呈されており、米国だけでなくコロンビア、コスタリカ、フランス、ロシア、スペイン、カナダ、オーストラリア、そしてベルギーの主要な作曲家と共に仕事を進めている。
氏は数々の協奏曲やソナタ、ソロ作品や室内楽作品の初演及び録音を行っている。自身によるアレンジ作品は、Reed MusicやAustraliaから出版されており、また氏のインタビュー記事などはサクソフォンジャーナル、インストゥルメンタリスト、ファンファーレマガジン、サクソフォンシンポジウム、アイオワバンド指導者協会誌を始めとする媒体の他に、日本ではパイパースやThe SAX、そしてヤマハ・エデュケーションシリーズなどに掲載される。
また、故郷・香港への恩返しとして、香港国際サクソフォン協会を設立すると共に、2009年より2年毎に香港国際サクソフォンシンポジウムを開催。アジアやオセアニア地域のサクソフォン奏者との交流を図ると共に、国際的に活躍するサクソフォン奏者を講師として招いて行うイベントを成功させている。
現在アイオワ大学の教授として教鞭を執っている。そして国際サクソフォン協会と北米サクソフォンアライアンスの各会長を務めている。
その他の情報などは、オフィシャル・ホームページ www.kenneth-tse.com
サクソフォン独奏
ケネス・チェ
若林義人:指揮
東京都出身。京都市立芸術大学卒業。大学在学中に京都市交響楽団に入団、卒業と同時に安部賞を受賞。また入団当初より龍谷大学吹奏楽部の指導に当たる。 トランペットを故金石幸夫、有馬純昭、田宮堅二の各氏に師事。京都市交響楽団トランペット奏者として25年6ヶ月在籍し、2007年の3月を以て退団。2007年度より龍谷大学吹奏楽部専任音楽監督・常任指揮者、相愛大学ウインドオーケストラ指揮者に就任。生駒市立生駒中学校吹奏楽部など、数多くのバンド指導を手がける。 近年は、ジャパン・ブラス・コレクション、ブラスパラダイス大阪、ブラス・スカラーズ大阪、ウインドアンサンブル奏等に客演指揮者として招かれ、指揮者としての活動も精力的に行っている。また龍谷大学吹奏楽部を指揮し、ウインズスコア、カフアレコードでCD録音を多数行い好評を得ている。全日本吹奏楽コンクールで龍谷大学吹奏楽部を指揮し、金賞8回銀賞8回受賞。2011年には全日本吹奏楽連盟より永年出場指揮者表彰を受賞。現在、龍谷大学学友会学術文化局吹奏楽部専任音楽監督・常任指揮者、相愛大学非常勤講師、京都市立芸術大学非常勤講師、龍谷シンフォニックバンド主宰、京都市消防音楽隊指導員、兵庫大学吹奏楽部アドヴァイザー、21世紀の吹奏楽"響宴"会員。
若林義人:指揮
小林恵子:指揮
東京生まれ。1997年、山梨大学教育学部音楽科卒業。2000年、洗足学園音楽大学附属指揮研究所マスターコース修了。2004年、ロームミュージックファンデーション音楽セミナー指揮クラス受講生に選抜。2005年、アジアアートフェスティバルでの日本センチュリー交響楽団との公演にて、シューマン「交響曲第四番」他を指揮しデビュー。これまでに、東京シティフィルハーモニー管弦楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、日本センチュリー交響楽団、広島交響楽団、静岡交響楽団、スリランカ交響楽団(スリランカ)、ボンベイ室内オーケストラ(インド)を指揮。2006年、ハルヴィル城オペラ(スイス)にてコレペティトゥーア兼音楽アシスタントを務め、同年8月に同オペラにてビゼー「美しいパースの娘」を指揮。同オペラにて、スメタナ「売られた花嫁」(2009年)、ロッシーニ「セビリアの理髪師」(2012年)を指揮。その他、2007年、A.ゲッテル「ライト・イン・ザ・ピアッツァ」(日本初演)を指揮。吹奏楽においては、2004~2006年、東京佼成ウインドオーケストラ副指揮者として研鑽を積み、2007年、ヨーロッパの吹奏楽の祭典、ミッドヨーロッパ(オーストリア)の国際指揮マスタークラスにて第一位受賞。これまでに、大阪市音楽団、シエナウインドオーケストラ、東京佼成ウインドオーケストラ、ウインドアンサンブル奏、東京フィルハーモニーウインドオーケストラ、アカデミックウインドオーケストラ浜松、イデアルウインドアンサンブル、航空自衛隊航空中央音楽隊を指揮。佼成ウインドとの『現代の音楽展2007"吹楽Ⅳ~日本の吹奏楽の祭典"』DVD・CD、『東京佼成ウインドオーケストラ&普門館(「ファン感謝デー」スペシャル・コンサート)』DVD、『全日本吹奏楽コンクール2010年度課題曲参考演奏』DVD・CD、『エムハチのブラバン!スーパーヒッツVol.1』CD、『ニューサウンズインブラス』(2011/2012)CDが発売。着うた(携帯電話)も数曲配信されている。
2008年のスリランカ交響楽団との共演をきっかけに、スリランカ国内の音楽団体の指導にあたり、スリランカでの西洋音楽の普及に力を注いでいる。この活動が称され、2011年、在スリランカ日本国大使より表彰。また、コロンボウインドオーケストラ(同国初の吹奏楽団)の結成に携わり、2012年、同楽団披露演奏会を指揮し活動を開始。2012年より、在スリランカ日本国大使館共催によるアウトリーチ公演にて指揮している。
その他、合唱指揮者及びピアノ奏者としても各オーケストラに数多く出演。
指揮を、小澤征爾、秋山和慶、小林研一郎、湯浅勇治、川本統脩、藤井宏樹、ダグラス・ボストックの各氏に師事。2009年、ボスヴィル指揮マスタークラス(スイス)にてオーケストラ賞(1位)を獲得し、アールガウ交響楽団と共演。
現在、日本ウインドアンサンブル音楽監督。くらしき作陽大学ウィンド・フィルハーモニー指揮者。ヤングかわさきジョイフルバンド(川崎市教育委員会)指揮者。くらしき作陽大学、洗足学園音楽大学講師。相愛オーケストラ特別講師。その他、各地で指導者・教師らと一緒に「コバ会(指揮勉強会)」を積極的に開催している。
2013年、AERAの特集「アジアで勝つ日本人100人」に選出。
著書『吹奏楽のためのスコア入門』(ヤマハミュージックメディア)が好評発売中。
小林恵子:指揮
 
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